初のiphoneプログラム
最初は、iphoneで開発を始めた
iphoneなんか触った事も無かったが。
iphoneのプログラムは、macじゃないと開発が出来ない。
しかも1年間有料のライセンスを買う。
なんか気が障る感じがするが、仕方がない。
xcodeというツールでobjective-CというほぼC言語で作る。
昔は、makefile書いてgccでコンパイルして、実機に転送して、gdbでdebugするスタイルだった。eclipseさえ使わない、化石みたいな環境。
xcodeだと、関数クリックすればリファレンス見れるしdebugもソース見ながらできるし進化しているんだなぁ~と感心。あまり覚える事が無く楽。時代が変わった。
ausio session / audio unit とか、audio関係のAPIを一通り試す。
sin波生成して鳴らしてみるとか、そんなところから始まる。
サンプリング周波数44100Hzとした。
音声だけであればそんな高くする必要は無いのだが、
ios内部では44100Hz固定で、16000Hzや48000Hzに指定してもOS側がCPUで変換しているようだ。
補完とかするわけでもなく、離散的に値を拾っているだけで、ノイズがでる。
よって、44100Hz一択なのである。
音声圧縮、最初はCELTというcodecを使ってみた。
CELTは44100Hzが標準で、iosと相性が良かった。
iosは、正確にコールバック発生する。マイクとスピーカー同期している。
micだけdropする事が無いのがよい。
しかしサンプリング周波数44100Hz以外にするとずれ、結構困る。
初出社
2013年7月、新会社へ出勤
詳しくは不明だが、米国のF社から事業資金が提供された。
F社はインターネット事業をやっていたがアプリがいまいちで、我々にやらそうと考えていたらしい。
社員は、社長と自分だけと思って初出社したら、先に女性の翻訳兼事務員のAさんがいた。
自分が1番ではなかった。ちなみに既婚ですと言われた。
この時点で、社長、Aさん、自分の3名が社員だった。
通話アプリを作った話
昔、通話アプリを作った話
約10年前、LINEが流行り始めの頃、LINEで通話して音質が良く、感心した。音声周りのプログラムはよくやっていたので、難しそうでもないし自分でも作れそうに思っていた。
当時勤務していた会社は、5年に1回希望退職のチャンスがあった。
普通の退職だと、ちょっとしか退職金が出ない。今回逃すと5年後となる。
管理、事務の仕事ばっかりで仕事が嫌になっていた事、Uターン情報を見ていたら、実家方面にある会社が人材募集をしている事、親も健康状態が悪いので転職を決断。
決断したものの、後から物凄く不安になり気持ちがグラグラしたが、一度申込んだ以上取消も出来ないし。でも辞めなかったら辞めなかったで嫌で仕方なかった。
かなりの偶然だが、転職先でLINEクローンアプリを作る事となった。この辺はかなり幸運だった。